感想
非常に平易な表現で書かれていて、とても読みやすかった。
しかし、
ブッタの教えを振り返ってみると、「死んでからどうなるのか」ということは、いっさい説いてないことがわかります。(75頁)
と、示される部分に関して、誤りであると指摘したい。
仏教には輪廻転生という考えがある。生前の行いによって次の生が決り、生まれ変わるということである。
このことに関しては本書おいても
ブッダは、人は死んでも何か別の生物に生まれ変わるという輪廻転生の考え方をベースに、涅槃寂静を目指す教えを説きました。(35頁)
と示される通りである。
よく「お釈迦さまは死後の事を説かれなかった」という事を耳にするが、それは誤りである。人間は死んだら生まれ変わるというのが仏教の立場であり、その輪廻から抜け出すことを解脱といいその境地を涅槃や成仏といいそれこそが仏教の最終目的なのである。
死んだらおしまいというのではなく、生前の行いによって生まれ変わっていくというのが仏教の基本的な考え方である。
黙っとけばよい
芸能人が不祥事を起し謹慎された後に芸能界復帰なさると必ず、「芸能界は甘い!一般社会なら1発でアウト」と偉そうにものを言う人がいる。
ならば芸能人になったらよいではないか。と思う。
そもそもなぜ「芸能界」と「一般の社会」を同じものとして見なければならないのか。
それに「一般の社会」と言ってもそれぞれの業界において色んな面で異なるだろうし、一括りにできるものではない。
それぞれの業界において、厳しい面もあれば甘い面もあるだろう。
「芸能界は甘い」と言って、「自分の世界は厳しいから、自分は苦労しているんだ」アピールをしているだけなのでは?
確かに苦労されているのかもしれないが、みーんな苦労しているのである。
我慢
いろんなことがあるけれども、どんなことがあっても相手を気遣えるぐらいの余裕を持ちたい。
今はただ我慢するだけで精一杯で、相手を気遣うほどの余裕はない。。
愚かで未熟で、情けなくなってくる。。。
ペットは家族?
ペットって家族なんだろうか。僕は到底そう思うことはできない。まぁ元々あまり動物が好きではないからということもあると思うけど。
でも、もしペットは家族だって可愛がっている人と結婚したら、僕もそのペットと家族になるということですよね。
いやぁ、他の人がペットを可愛がるのはいいけれど、それを強要されるとしんどいなぁ。
家族だという人と、そうではなくペットはペットだっていう人の境目は、結婚相手にもそれを求めるか否かで線引きされるのかなって思ったりする。
■
すごく残念なことを聞いた。
一人息子さんを自死で亡くされた、お母さん。
縁があって月に1回乃至2回、お会いしていた。
とにかく、辛い。生きている意味がわからない。なんのために私は生きないといけないのでしょうか!
いろんな事をたずねられた。けど、私は何もおこたえできなかった。
ただ、僕はお母さんがいなくなったら悲しいです。それを伝えるのが精一杯だった。
あの子はこんな子だった、あんな子だった、あれが好きだった、これが苦手だった。
たくさん話を聞かせてくれた。
いつも、話ながら涙を流された。僕はただただその話を聞いていた。
そのお母さんが、息子さんと同じ場所で同じように自死なさった。
すごく残念だ。
落ち着かない
明けましておめでとうございます。一人暮らしのお正月って妙に寂しさを感じます。年賀状も少ないしね。出すのは結構出すんだが。苦笑
男でも女でも、ふと寂しさを感じるときってあると思います。その時に、「寂しい」っていう自分の気持ちを素直にいうことのできるときに、寂しさはなくなるんだろうなぁ。
あーあ。なんともいえない、新年です。