人生の問い

昨日あるお葬式にお参りをした。若くして亡くなられた、女性のお葬式であった。

火葬場までご一緒させて頂き、最後までお別れをさせていただいた。

その後、係りの人に案内をしていただき、待合室に移動している最中のことである。

故人の3歳のお子さまが、ご主人に

 

「お父さん!お母さんはどこにいったの?」

「今度はいつお母さんにあえるの?」

 

としきりに、質問をしていた。

お通夜、お葬式の間、ずっと喪主として気丈に振る舞っておられたご主人であったが、その瞬間涙があふれ出てこられて、3歳のお子さまを抱きしてめて、泣いておられた。

 

そのお姿を見て、私自身、込み上げてくるものがあった。そして

 

 

生きるとはどういうことなのか。

命終えていくとはどういうことなのか。

 

 

という人生の大きな大きな問いを改めて問われているような気がした。